中国新聞Cueスタッフが体験
『”能島潮流体験”ととびしま・しまなみ満喫クルーズ』は楽し〜
高速船『はやしお』
潮待ちの島でタイムスリップ
広島港から約1時間半、最初の島「大崎下島」に到着。
国の重要伝統的建造物群保存エリアとして知られる
御手洗地区を観光ガイドの説明を聞きながら散策。
島内は造船所や神社、劇場などがあり、どことなく懐かしい雰囲気。
菅原道真が祭られた「天満神社」には
くぐると一つだけ願いが叶うというトンネル「可龍門」。
大通りには、どんな時計でも修理してくれる明治時代から続く時計店などもあります。
「戦争で被災していないため、江戸、明治、大正、昭和の
4時代の建物が立ち並んでいるんですよ」とガイドさん。
江戸時代には潮待ちの町として栄え、栄華の残像も垣間見ることができます。
ランチ&パワースポット「大三島」
続いて大三島に上陸。
旅のお楽しみのランチは、水軍の住まいをイメージした食事処「せとうち茶屋」で「鯛めし&うどん御前」をいただきます。
メーンはタイのあらから取っただし汁で蒸した鯛めし。
味がしみ込んだご飯はモチモチとした食感で絶品です。
食後は山・海・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社「大山祗(おおやまずみ)神社」へ。
神門前にある天然記念物のクスノキは、樹齢2600年といわれるパワースポット。
ゆっくりと眺めていると心があらわれるようです。
自然のアトラクション”潮流体験”
「大島」では、漁船に乗り換え、「潮流体験」へ繰り出します。
約40分のクルージングで、村上水軍の一派の本丸があった国指定史跡の「能島」周辺を巡り、古来より瀬戸内海を往来する船にとって”最大の難所”と言われた、激しい潮流を間近で体験します。
海面には、絵に描いたような円をグルグルと描く潮流。
波に揺れる船内からは「おお〜!」と、歓声も上がります。
その昔海賊が暴れ回っていた海峡を楽しんだあとは、「村上水軍博物館」で当時の歴史を学芸員の説明を受けながら学びます。
5月9日付「中国新聞Cue」より一部転載
瀬戸内海汽船 瀬戸さん
お申し込み・お問合せ TEL082-545-5501