せとうちおさんぽクルーズ

2012年の春のせとうちおさんぽクルーズは、中国新聞週刊情報誌Cue、FMちゅーピー、広島ホームテレビの取材も同行し、取材合戦になりました!
今回の目玉は、大河ドラマのロケ地を海上から巡るという、おさんぽクルーズならではの内容となっています。それでは、モールスタッフのよっちゃんとカメラ担当のちゃっき〜でクルーズ体験をレポートします!

(募集要項)
◆募集人員 各日80名(最少催行人員50名) ◆昼食1回
◆添乗員が同行します(船内はマリンガイドが案内します)
◆乗下船港は予約時にお決めください(乗下船者のない港は当日経由しません)

音戸の瀬戸ドラマ館見学コースについて
平日は「海のみち展見学」が「音戸の瀬戸ドラマ館見学」に替わります。料金は500円引き。
音戸の瀬戸ドラマ館コース

■2012春のせとうちおさんぽクルーズの行程表は こちら(PDFファイル)

平安ロマンクルーズ 瀬戸内海の多島美を満喫♪

平安ロマンクルーズ 瀬戸内海の多島美を満喫♪

 

クルージング当日は、残念ながら朝から小雨。「降りやんでちょうだい!」ってお願いしながら広島港に到着すると、その頃にはほぼ雨はやんでいました。日頃の行いがいいのかな(笑)。
マリンガイドさんがお出迎えの中、いよいよ乗船!クルージングに出発です。

船内ではマリンガイドさんが、瀬戸内海の島々の文化や歴史などに触れながら興味深いお話しをいっぱいしてくれました。(こちらの詳細は、乗船してのお楽しみってことで…)
呉港では停泊している潜水艦を眺め、平清盛が切り開いたとされる音戸の瀬戸を渡り、シンボルの朱色のアーチ橋をくぐります。さらに本土と下蒲刈島を結ぶ安芸灘大橋の下を通過、瀬戸内海の穏やかな多島美を楽しみながらのクルージングは最高です!
もう少し暖かい日なら、2階のデッキでゆっくりたそがれてもいいかな〜って思いました。

 

安芸灘大橋 音戸大橋 瀬戸内の景色を満喫

 

ドラマの迫力がよみがえる!巨大ロケ船&展示見学

海賊船の全長約22メートル

グリーンピアせとうち桟橋に到着して、まず目を引くのが巨大な海賊船。大河ドラマ「平清盛」のロケで使用されたものだそうです。

 

■約22メートルの巨大海賊船(宋船)

桟橋からバスで移動し、特設会場で「平清盛 海のみち展」を見学。飛鳥時代の遣唐使船、平安時代の清盛関連、江戸時代の朝鮮通信使船など瀬戸内海の歴史が時代背景ごとにパネル展示されています。

 

平清盛 海のみち展【平清盛 海のみち展】

開催期間:平成25年1月14日(月・祝)まで
休館日:平成24年6月13日(水)・14(木)
開館時間:9時〜17時 ※宋船展示は16時40分まで
入場料:大人400円、小中高生200円

 

 

■倉本総支配人のコメント

倉本総支配人のコメント俳優人のサインがいっぱい!!

ロケで使用した貴重な木造船をぜひ見ていただき、スケール感や瀬戸内の匂いと風を体感してください。館内には大河に出演されている俳優陣のサインも展示していますので、お楽しみに!

 

倉本総支配人のご案内が素晴らしくて、思わず聞き入ってしまいました。俳優のサインの並ぶ順番は、なんと総支配人のお気に入りの順なんですって。こちらも必見でしょ!

 

■おすすめのお土産

えびせん海老満月 清盛の夢

顔の大きさ以上もある、えびせん海老満月(550円)

宋船などが焼印されたお饅頭、清盛の夢(16個入1320円)


江戸の港町へようこそ!大崎下島(おおさきしもじま)御手洗(みたらい)地区

時計がいっぱい

みたらい散策絵図

 

清盛も洗ったかも? ようこそ〜 丸いポスト♪

御手洗港桟橋に到着。御手洗地区はかつて清盛が訪れ、手を洗ったことが地名の由来という説もあります。江戸時代の町並みが残る港町で、風待ち・潮待ちの港として知られ、江戸の竜宮城とも言われていました。

ボランティアガイドさんの案内で町並みを散策。江戸時代の中継貿易港として栄えた残像を伝える、元しょう油蔵やお茶屋さん、船宿などの立派な設えを見るとタイムスリップしたかのような郷愁に誘われます。また、アニメ映画「ももへの手紙」(4/21〜全国ロードショー)のロケ地としても、脚光を浴びそうで注目のスポット間違いなし!って感じです。

また島のあちこちの民家の軒先には花が飾られているのですが、これは「おもてなしの気持ち」を表わすもの。島人の温かさが感じられ、ほっこりとした気分になりました。

路地を歩いていると、かの有名な「新光時計店」を発見!国産はもちろん海外製品、腕時計から柱時計まで修理の依頼が舞い込んでいるという、神業の職人さんがいるお店なのです。当日はラッキーなことに、4代目店主の松浦敬一さんにもお会いすることができました。


海の駅で昼食♪海の恵みたっぷりの『とびしま御膳』

大崎下島の小長港に移動し、昼食会場のゆたか海の駅へ到着!

 

■とびしま御膳

豊島で獲れるタチウオの一夜干しの天ぷらやハマチ、タイなど近海で獲れる新鮮な魚の刺身、下蒲刈産の姫ひじきを使ったひじきのゴボウの和え物など地産地消のメニューが並びます。また天ぷらに添えてあるレモンも豊島産、藻塩は上蒲刈産です。

海の駅で昼食♪海の恵みたっぷりの『とびしま御膳』

村上水軍の歴史にふれる 全国初の水軍博物館

村上水軍の歴史にふれる 全国初の水軍博物館

来島海峡を通り、本日の最後の寄港地・愛媛県今治市の大島宮窪漁港へ。ここでは平家・源氏と共に関わりのあった「能島村上家」について、村上水軍博物館を見学します。

村上水軍は戦国時代に海の大名とよばれ、海原を自在に駆け巡った勇猛果敢な海賊衆です。村上氏は能島・来島・因島の三家からなり、中でも能島村上氏は独立性が高く、独自の姿勢を貫いたことで知られています。

瀬戸内海における能島水軍の活躍を約15分間の映像や写真、復元品などで展示しています。特に展示室からの眺めがよく、一面の窓ガラスから能島の海を見ることができました!また、「わくわく体験ルーム」というのがあって、甲冑や小袖を試着できるようです。ホームテレビの取材陣が試着されているのを横目で見ながら、うらやましく思ってしまいました…。

 

【今治市村上水軍博物館】

開館時間:9時〜17時(最終入館は16時30分)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
観覧料:大人300円、65歳以上240円、学生150円、高校生以下無料
問合せ先: TL0897-74-1065

能島 村上水軍 物産館でおいしいもの発見!

宮窪漁港目の前の能島 村上水軍で本日最後のお買い物です。
漁協組合直営なので、ホッケやシャケ、グチ、ヒラメなど獲れたての魚をお手頃価格で手にいれることができます!
また、その場で揚げてくれるじゃこ天(1枚100円)や手作りのたこ飯や鯛めし(各250円)、サザエ(1袋600円)なども人気です。
サザエが5個で600円なんて、お安いでしょ!

能島 村上水軍 物産館でおいしいもの発見!

【能島 村上水軍 物産館】

開館:9時〜16時
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
問合せ先:宮窪町漁協協同組合TL0897-86-2008

 

ツアーに参加した皆さんは、柑橘果物やお饅頭、鮮魚などのお土産を購入したようで、たくさんの袋を持って船に戻りました。 午後からは晴れ間も見えるほどで、瀬戸内海の島々を満喫することができた今回のクルージング。話題の大河ドラマのロケ地を見て、平清盛や村上水軍の歴史や文化にも触れることもできて、とても充実したツアーでした。また、古き良き町並みや島人の温かみに触れ、とても素敵な時間を過ごせたと思います。ただ、今回は取材をしなくちゃいけなかったので、あまり時間がなくてお土産を買うことができなかったのが残念。今度はゆっくりプライベートでおでかけしたいな。 みなさんも、ぜひ!せとうちおさんぽクルーズに参加して、心地 よい潮風を感じてみてくださいね。

 

楽しかった〜!! また来ようね!