広島から”渋滞なし”の船で道後温泉”道後舘”へ。
旬の味覚“寒ブリ”を味わう豪華なプランです。
もちろん100パーセント道後温泉の引き湯である大浴場でお湯三昧。
往復フェリー代と宿泊代(1泊2日)込みで2万円(広島発)。
日ごろから「温泉に行きたい」「美味しいものが食べたい」が口ぐせのゆっきーとまるこの二人が体験してきました。
瀬戸内海汽船トラベルサービスの
船で行く! 「道後舘 ブリしゃぶ会席 スペシャルデープラン
」
詳しくはこちら⇒(「道後舘」冬の感謝祭pdf)
「少しでも早く松山に行きたい!」と、フェリーをスーパージェットに変更して宇品港を出発しました。
船内は椅子と椅子の間隔もゆったりして落ち着いた雰囲気。
雑誌も用意してあるので、穏やかな瀬戸内海を眺めながら道後温泉について下調べもできます。
売店を覗いたり、おしゃべりをしているうちに1時間があっという間に過ぎて、気がつくと松山観光港到着のアナウンスが。
ワクワクしながら船を降りると、道後舘スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。
※スーパージェットに変更は追加料金片道2,500円
※お迎えは、松山観光港着指定便。2名様より
館内に一歩入ると、そこには古い街並みが再現された異空間が広がります。
店が並び、川が流れ橋がかり、吹き抜けの2階からはゆるやかに滝が流れています。
外観も独特ですが、それもそのはず、道後舘の設計者は世界的に有名な建築家・黒川紀章さん。
古いものと新しいものの調和が建築テーマで、このロビーは江戸期の蔵屋敷をイメージしたそうです。
さて、本日泊まるお部屋も楽しみの一つ。
さっそく客室係の可愛らしい女性が案内してくれました。
懐かしさを感じさせてくれる和室でほっこりした気分に。
窓からは、なんと、松山城が見えましたよ!
大浴場へ向かう途中も『湯けむりの道』が、楽しませてくれます。
内なのにどこかの街を歩いているよう。
外灯や引き戸など調度類の一つ一つがレトロでおしゃれなのでつい見とれてしまいます。
さていよいよ、約3000年の昔から湧き続けた名湯に入ります。
あつ湯、ぬる湯、打たせ湯、露天風呂、寝風呂、サウナといろんなお湯が楽しめる広々とした空間に思わず歓声が!
泉質はアルカリ性単純温泉で、肌にさらっとした感触。名湯につかって、日ごろの疲れが身体からスッ〜と抜けていくようです。
瀬戸内のおいしい食材を集め、地産地消にこだわる道後舘の料理。
なかでも、“戸島一番ブリ”は、宇和海の戸島で厳選された飼料で育てられた、愛媛「愛あるブランド」産品に認定されています。
薄めにひいたブリを、昆布だしと豆乳を合わせたスープでしゃぶしゃぶして、ポン酢でいただきます。
思わず「う〜ん、シアワセ♪」と口元がほころぶゆっきー。
プリプリして適度な弾力があり、あっさりしてしつこくないのでいくらでも食べられます。
その他、鯛や海老のお造り、はなが牛のしゅうまい風、名物のじゃこ飯など、味もボリュームも大満足でした。
翌日は、みやげ処「丁字屋」を覗いてみました。
テレビドラマ「坂の上の雲」の人気もあり関連したお菓子やグッズがいっぱい。
おみやげ選びに疲れたら、喫茶ラウンジ「扇」でコーヒーはいかがでしょう。
このプランにはロビーラウンジで利用できる喫茶券が付いているのも嬉しいところです。
道後舘情報
さて時間があれば、道後舘周辺の散策もオススメです。
私たちは、街のシンボル的存在の道後温泉本館に行ってみました。
戦前に建築されたという古い建物は、映画「千と千尋の神隠し」のような不思議な趣があります。
坊ちゃん広場をみて、ハイカラ通りを進み、カラクリ時計のそばで足湯も体験しました。
「松山城」や「坂の上の雲ミュージアム」「子規記念博物館」も近いので、松山城下を散策するのいいですね。
温泉と料理と周辺散策がたっぷり楽しめる「瀬戸内海汽船トラベルサービス」の「道後舘のブリしゃぶ会席プラン」。
広島からアクセスがよいので、あっという間に夢の世界を体験することができます。
みなさんも、ご家族や友達とご一緒にいかがですか。
道後温泉”白鷺伝説”
昔、足を痛めた一羽の白鷺が、岩の間から噴出する湯に足をひたしたところ、傷は癒え、元気に飛び立った。これを見た人々は、大変不思議に思い入浴してみると、疲労が回復し、病人もいつのまにか全快したことから、人々に利用されるようになったという伝説がある。これが道後温泉の発見とされる。
道後温泉本館の振鷺閣の上には、羽を広げた白鷺。本館まわりには、羽を休めたそれぞれ格好の違う白鷺たち・・・。他にもいろんなところに白鷺のモチーフが隠れているので探してみるのも楽しい!
ハイカラ通り
道後ハイカラ通りは、「道後温泉本館」から伊予鉄道「道後温泉駅」までの、L字型の商店街です。「坊っちゃん広場」、「一六タルト」。お土産屋や、かわいい小物屋、レトロなカフェなどが軒を連ねます。夜ともなると周辺旅館の宿泊客が浴衣姿で散策に繰り出し、多くの人で賑わいます。また、ところどころに足湯があり、温泉情緒を楽しむにはおすすめのスポットです。
shop data
道後舘【松山・道後温泉】
- 住 所
- 〒790-0841 愛媛県松山市道後多幸町7-26
- TEL
- 089-941-7777 FAX:089-941-7707
- 公式サイト
- http://www.dogokan.co.jp/
- アクセス
- 市電道後温泉行き終点下車、徒歩6分
- 温泉地名
- 道後温泉
- 泉 質
- アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉
- 効 能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
- 風 呂
- 男湯大浴場(あつ湯、ぬる湯、寝風呂、うたせ湯、サウナ、露天風呂)/女湯大浴場(あつ湯、ぬる湯、寝風呂、うたせ湯、サウナ、露天風呂)