***　ちゅーピーモールスタッフが体験！　島ウォーキング　***

せとうち島ウォーキングは、瀬戸内海の島々を歩いて楽しもうという企画です。船の旅ならお任せの「瀬戸内海汽船トラベルサービス」と、ウォーキングをサポートする「スーパースポーツゼビオ」がコラボして開催！

記念すべき初回は呉市の下蒲刈島をぐるりと一周します。

2014年4月3日（木）
コース全長（下蒲刈島一周約14km）所要時間：約4時間30分

朝鮮通信使ゆかりの島、下蒲刈島を一周するコースです。歴史を感じる町並みや、美しい海岸線など島ならではの風景が広がります。コンビニや商店などはほとんどありませんが、ほぼ平坦で歩きやすいコースです。

前夜の雨も上がり、４月３日は行楽日和のよいお天気に恵まれました。家族連れなど43人と一緒に、yasuとまるこも乗船。チャーター高速船「なさみ」で広島市南区の広島港を9時30分に出発しました。
なさみはぐんぐんスピードを上げて、ほどなく呉港近くへ。大型タンカーや潜水艦の姿が見えると、船内にいたみなさんも次々にデッキに移動。シャッターチャンスとばかりに、雄大な海と船の様子をカメラに収めていました。赤いアーチ型が印象的な音戸大橋をくぐり、約１時間で目的地の下蒲刈島に到着しました。

今回のツアーには、スーパースポーツゼビオの小路さんと山本さんがアドバイザーとして参加。お二人が準備してくれたのがウォーキングを助けてくれる2本のポール（スティック）です。ポールの長さを自分の身長の2メモリ下に合わせて固定。左右それぞれのグリッドに手を通してバンドをとめます。親指中指薬指の３本でかるく握るのがコツ。
小路さんは「四足歩行できるので体が安定します。ひざが悪い方の助けにもなりますよ。ウォーキングは下半身の運動ですが、ノルディックウォーキングは上半身も使い姿勢よく歩くことができます」と教えてくれました。
さっそくポールを使ってウォーキングをスタート。思った以上にラクに歩けます。

ウォーキングについて特に決まりはありません。15時45分までに出発地点の丸谷港に集合すればよいので、足に自信のない人は途中で引き返してもＯＫです。
私たちは、まず三之瀬地区と呼ばれる観光名所を通りました。ここは松濤園（しょうとうえん）、蘭島閣（らんとうかく）美術館、三之瀬御本陣芸術文化館、昆虫の家など見どころがいっぱい！ウォーキングを忘れて、つい見学で時間を費やしてしまいます。また、いたるところに柑橘系の果物や野菜の無人販売所がありたびたび足が止まります。ダメですね、今は歩いて、おみやげは帰りに買うことにしましょう。
梶ケ浜海水浴場で休憩していると波の音とうぐいすの鳴き声が。ゆったりとした島独特の時間が流れます。
さらに島西部の海岸を北上しながら安芸灘大橋の真下を通過し、ゴールを目指します。反時計回りに歩いた人は逆のコースをたどります。

15時を過ぎると丸谷港に歩き終えた人たちが次々とゴールしてきました。
藤田さんご夫妻は東京に住む二人のお孫さんと参加。中学一年生のお姉ちゃんは「普段は高いビルばかり見ているけど、今日はいつもと違う風景を感じて楽しかった」と話してくれました。みかんや玉ねぎなどおみやげもいっぱい買ったそうです。
「２年前にひざを痛めていたので不安だったけど、平地だから歩けました」と満足そうなのは今田さん。友人同士で参加した山本さんと谷本さんは「島の人がはるみを収穫中で試食させてくれました。それから急に元気を取り戻して歩けました」と島の人との交流を楽しんだ様子。

みなさん、下蒲刈島で思い思いのひと時を過ごしたようです。歩き疲れた心地よさを味わいながら、17時ごろに広島港に戻りました。さて、次回はどの島を歩くのでしょう。今からとても楽しみです。

スーパースポーツゼビオ 広島八木店
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